「今の会社に不満があるから、辞めて別の会社に転職しようかな」と考えている人はたくさんいることでしょう。
転職活動を進めている人も、ぜひ応募している会社の福利厚生について調べてみることをオススメします。
今回は法定外の福利厚生でこれがあると助かるというものを紹介します。
福利厚生が充実した会社にいる人は、転職してから「えっ、これないの!?」と、がっかりしないようにちゃんと確認しましょう。
また、最低限の福利厚生しかない会社にいる人は、転職先を選ぶ一つの要素として、便利な福利厚生があるかチェックしてみてはいかがでしょうか?
会社の福利厚生も見ておこう
給料同様、充実した福利厚生はその会社への帰属意識を高めてくれます。
「あぁ、この会社に入って良かったなぁ」と思えるように、余力があれば給料や仕事内容以外にも福利厚生をしっかりチェックしておきましょう!
「あくまで、働く上での補助でしょ?」と考えがちですが、今回紹介する福利厚生があるとないのとでは生活の楽さが違います。
あまり興味を持っていなかった人も、一度チェックしてみてください。
こんな福利厚生があるとベスト
住宅手当・家賃補助
一人暮らしの人の、生活費の大部分を占める家賃。
会社によっては住宅手当や家賃補助が出ます。
給料以外にも、数万円でも援助してもらえると生活の楽さが段違いです。
特に東京など、家賃相場が高い都市部に住む人にとっては、この福利厚生があるとベストです。
社員寮や借り上げ社宅とは違い、自分の好きなところに住めるというとても魅力的な福利厚生ですね。
社員寮・借り上げ社宅
こちらも家に関する福利厚生です。
一人暮らしをしないといけない状況だけど、安く済ませたい人にとって、社員寮や借り上げ社宅に住むという選択肢があると良いですね。
社員寮や借り上げ社宅だと、家賃がとても安いというメリットがあります。
ただし、気をつけたいのは他の部屋に会社の人たちが住んでいるということです。
プライベートで、会社の人に絶対会いたくないという人はあまりオススメできません。
また、人を呼べない規則だったり、仮に呼べても知り合いに見られて噂になったりすることも予想されます。
プライベートを大切にしたい人は、社員寮・借り上げ社宅に入ることが必須の会社は避けた方が良いかもしれませんね。
とはいえ、出費はできるだけ下げられることに越したことはありません。
社員食堂
昼食にあまりこだわりのない人は、社員食堂があるととても助かることでしょう。
東京などの都市部でお昼時に外食しようものなら、1000円ちかく、もしくは1000円以上のランチ代がかかってしまいます。
そこで、社員食堂があればワンコイン(500円)前後で昼食を済ますことができるのです。
その差額はおおよそ500円です。
月に20営業日だとして、単純計算すると1万円も違ってきます。
ただし、美味しい食堂もあれば、不味い食堂もあることでしょう。それは会社によるところです。
社員のクチコミなどを見て、確認してみても良いかもしれません。
また、あまり食にこだわらない人にとっては、社員食堂の有無はチェックしてみても良いのではないでしょうか?
自己啓発支援
会社の業務以外にもスキルアップできるように、資格取得支援やセミナー参加費の補助などを会社によっては整備されています。
また、特定の資格を取ることによって、基本給がアップする会社もあります。
逆に「入社何年目までに、取得必須」の資格を設定している会社もあります。
もらえる給料をなるべくあげたい人は、自力で昇給させられる制度がある会社かどうかしっかり確認しておくと良いでしょう。
自身のスキルアップと同時に、給料がアップするなんて魅力的なシステムがあるところは、理想的な会社ですね。
あなたの優先順位で決めよう
人によって、会社に求めるものの優先順位は違います。
仕事内容や給料、待遇など様々ありますよね。
あなたが今の会社に持っている不満を解消できる会社の選考を受けて、複数内定をもらったときに福利厚生で選ぶと良いのではないでしょうか?
福利厚生を第一に考えて、「仕事内容がつまらない」、「給料が低い」などと後悔したくないですもんね。
このような福利厚生があったら、「印象アップ」ぐらいのオプションとして考えておくと良いでしょう。
また、中途採用の面接で「志望理由は福利厚生です」なんて言わないようにしましょうね。
会社を差別化できる要因ではありますが、面接官からするとあまり良い印象を受けませんので、注意しましょう。
転職活動を開始したばかりの人は応募する会社の福利厚生にこだわらず、まずは転職活動を進めて内定をもらいましょう。
まだ転職活動を始められていない人は、まずは転職エージェントに登録しましょう。
転職活動を始めようと思っているけど、どう進めればいいか悩んでいる人はこちらの記事を読んでみてください。