初めてゴルフクラブを選ぶ際に「クラブのスペックってどれぐらい重視して決めれば良いの?」という疑問はありませんか?
クラブのスペックでロフト角とか、キックポイントとかあまり聞き慣れない言葉があってわかりづらいですよね。
また、色々なサイトに説明がたくさん書いてあって分からないなんてことないですか?
詳しいスペックの説明は追々更新する予定ですが今回はスペックとして記載されている用語について、ザックリ説明したいと思います。
初めての人はクラブのスペックを、どの項目も参考数値として受け取ってください。
どの項目も参考数値として目を通しておこう
クラブのスペックは参考数値として確認しておいてください。
自分に合ってそうなスペックだから、という理由で数値だけで判断して購入することはオススメしません。
ゴルフクラブは決して安い買い物ではありませんし、頻繁に買い換えるものでもありませんので実際に手にとって自分が納得できるものを買いましょうね。
クラブスペックの紹介
では早速、クラブのスペック項目を見ていきましょう。
クラブは基本、ヘッド部分とシャフト部分でスペックが記載されています。
それぞれ順に見ていきましょう。
ヘッド
ボディ・フェースの素材
ヘッドのボディ・フェースが何でできているかですね。
チタンなどの金属やカーボンでできているのが一般的だと思います。
ヘッド体積 (cc)
ヘッドの大きさです。
「大きい方はミスに強いがヘッドの返りが悪く」、反対に「小さい方はミスにシビアだがヘッドの返りが良い」、と考えて良いと思います。
ライ角(°)
シャフトの延長線と地面がなす角度を表しています。
ライ角は「大きいと(アップライトだと)フック」しやすく、反対に「小さいと(フラットだと)スライス」しやすくなります。
ロフト角(°)
地面と垂直に線を引いたとき、フェースがどれだけ寝ているかを表しています。
この角度と使う人のヘッドスピードが合っていないと、ボールが上がりすぎたり、上がらないという症状がでます。
ヘッドスピードが早い人はロフト角を小さくすると、打ち出し角が小さくなりスピン量も減って距離が伸びます。
バウンス角(°)
リーディングエッジから、どれぐらい膨らんでいるかの角度です。
ウェッジでよく見る項目ですね。
バウンス角が大きい方が滑りやすく、地面に刺さりにくくなります。
シャフト
長さ(インチ)
シャフトの長さです。
日本メーカーより、海外メーカーの方が長い傾向にあります。
日本と海外の平均身長の違いですね。
フレックス
シャフトの硬さです。
(硬) S↔︎SR↔︎R (柔)といった感じで表記されています。
ヘッドスピードが早ければ硬め、遅ければ柔らかめがいいとされています。
シャフト重量(g)
シャフトだけの重さです。
トルク
シャフトのねじれ易さを数値化したものです。
トルクが大きいと球が捕まりやすく、小さいと捕まりにくくなります。
キックポイントもしくは調子
シャフトのどの部分がしなりやすいか、を表しています。
大きく分けて、先調子(ヘッド側)、中調子、元調子(手側)の3パターンあります。
先調子だと球が捕まりやすく打ち出し角が大きくなり、元調子だと球が捕まりにくく打ち出し角が小さくなる傾向にあります。
全体
クラブ重量(g)
クラブ全体(ヘッド+シャフト)の重さです。
バランスもしくはスイングウェート
クラブ全体の重さに対して、ヘッドの重さの比率を表します。
2ケタがアルファベット、1ケタ目が数字で表現されています。
「アルファベットはCよりD」、「数字は大きい方」がヘッドを重く感じるということです。
などなど。
とても簡単にですが、以上です。
始めたての頃はあまり気にしない
スペックの項目を見ていただいた通り、とても多くややこしいですよね。
極め付けは数値や記号で表現しているにも関わらず、メーカーによって微妙にスペックが変わります。
結局のところ、始めたての頃はほとんどのスペックをあまり気にしないで良いと思います。
ただし、クラブによって「ヘッドのロフト角」や「シャフトの長さ」、「全体の重さ」の3つは気にしたい項目になりますので、そちらの詳細は個別のクラブ選び方編で紹介します。
これからの相棒となるクラブですので、ぜひ個別編も読んだ上でしっかり検討してもらえればと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!