仕事をしていると鬱になりそうなほど、ストレスが溜まりますよね。
人間関係や抱えきれないほどの責任、仕事量。
うまくいっているときは良いですが、一度つまずくと感情はネガティブ方向へ一直線。
周りに相談できる同僚や上司、フォローしてくれる人がいれば心配ありませんが、そんな恵まれた環境はなかなかありませんよね。
仕事をしていて辛い人は、まず今の環境を変えることを考えましょう。
精神的に余裕があれば、「仕事の仕方で工夫できるところはないか」から始めると良いでしょう。
ただし、現時点ですでに心が折れてしまっている場合は、すぐに精神状態を医師に診断してもらうことをオススメします。
診断結果によって会社を休職するか、別の会社に移ることを考えるのが良いのではないでしょうか。
そうなると「会社に迷惑をかけないかな?」と心配になりそうなところ。
ただ、会社にかかる迷惑はたかが知れています。
会社にかける小さな迷惑よりも、あなたの健康を心配しましょう。
今回は、鬱になりそうな人がやった方が良いことと、その理由を紹介します。
何もかも嫌になる前にあなたを取り巻く環境を変えましょう。
仕事で鬱になるのは頑張っている証拠
一般的に鬱になりやすい人の特徴として、
- まじめ
- 責任感が強い
- 人あたりが良い
などが挙げられています。
この特徴を見ると、「仕事がうまく行かない」「仕事が終わらない」ときに自分が原因だと考えてしまう人が多いのではないでしょうか。
また、「怒られたくない」「嫌われたくない」と思い、仕事を頼まれると無理な状況でも断れないケースもあるでしょう。
あなたはどうですか?
何かうまく行かないことがあれば「全て自分の責任だ」なんて考えていませんか?
そんな人は、仕事に対しての向き合い方を少し緩めた方が良いと思います。
そのまま仕事を続けてしまうと、心が折れてしまいます。
気楽に働くことを意識しよう
人を巻き込む
仕事がうまく行かない、時間内に終わりそうにない場合は、必ず誰かに相談しましょう。
「あ、これまずいな」と分かってから、なるべく早いタイミングで人を巻き込みましょう。
その時相手に怒られるかもしれません。嫌な顔をされるかもしれません。
それは受け入れましょう。
一番悲惨なのは、期限になっても仕事が終わっていないということです。
期限になって終わりませんでした、というのが関係者にとって一番の迷惑になります。
早いタイミングで誰かに伝えることで、アドバイスやフォローをしてもらえるというメリットがあり、仕事がうまく回るようになる可能性があります。
仕事を抱え込まないようにしよう
仕事の量が、あなたのキャパを超えるようであれば、勇気を出して仕事を減らしてもらいましょう。
仕事を振られた場合も同じです。しっかり断りましょう。
「こっちの方が優先だから」と言って、割り込みの仕事を振られたら、別の仕事の期限を調整しましょう。
「全て期限内で、延ばすことはできない」と言われたら、ブラックですのでその会社を見限って別の環境を探し始めましょう。
もちろん、明らかにあなたのスキルに対して仕事量が少ない場合は除きますよ。
環境を変えよう
仕事の進め方を工夫することに限界を感じたら、休職するか転職することを考え始めましょう。
休職を考える
病院で診断してもらう
体調・思考回路に変化が出ているかどうか確認しましょう。
風邪でもないのに体調不良だったり、思考が完全にネガティブなことしか考えられなくなっていたりしていませんか?
そういう人は病院で医師に診断してもらいましょう。
鬱になっていれば診断書をもらい、鬱でなければ鬱にならないように働き方・考え方を変えましょう。
生きるために仕事をするのに、仕事で命を奪われてしまっては元も子もありません。
仕事よりもあなた自身を大切にしてください。
休職する
病院で鬱と診断された場合、回復するために休職を考えましょう。
また、休職中のお金について事前にしっかり調べておきましょう。
会社から給与が支払われるのかです。
仮に給与が支給されない場合にも、社会保険に入っていればいくらか受け取ることができるようです。
金銭的な不安を解消して、しっかりと身も心もリフレッシュしましょう。
転職を考える
状況が改善できない、精神的にもう限界の人は別の会社に移った方が良いでしょう。
仕事と並行して活動できると良いですが、難しい場合は休職中に活動することも考えましょう。
環境や状況を替えなければ、またすぐに同じかそれ以上に精神的に辛いことになる可能性があります。
あなた自身を守るためにも、精神的に安全な環境を探しましょう。
まずは転職エージェントの担当者に相談してみると良いアドバイスをもらえるでしょう。
会社に迷惑がかからないかな
迷惑がかからないとは言いません。
少しばかり迷惑をかけてしまうのは事実です。
ただ、あなた以外に、他にも辞めていった人は大勢います。
みんな同じ様にちょっとした迷惑をかけて退職していくのです。
良くも悪くも、あなたは大勢いる社員の中の一人です。
その会社の経営が傾くわけではありません。
あなたがやっていた仕事も他の誰かがやるので、安心して行動しましょう。
少しの迷惑を気にして、あなたの人生を棒に振ることだけはやめましょう。
自分を責めすぎないで
仕事がうまくいかないと自分を責めてしまいがちです。
確かに責任はあなたにあるかもしれませんが、一度開き直って仕事してみてはどうでしょう。
会社で仕事している以上、誰か一人だけの責任というものは滅多にありません。
まずは仕事への向き合い方・考え方を緩めて、開き直って仕事してみるのも良いかもしれません。
それでも限界であれば休職・転職することを検討しましょう。
今後、あなたが仕事に対して前向きに変化できると良いですね。