激務で悩んでいる人とは真逆で「仕事がなさすぎて、暇だ…」、「何をしたら良いかわからない」なんて、悩んでいる人もいると思います。
色々な業界で人材不足が嘆かれている中、余裕を持って仕事できることは良いことだと思います。
激務の仕事をしている人は、みんな羨ましく思うことでしょう。
ただし、暇すぎる会社というのはあなたにとって悪い環境かもしれません。
こちらの記事を読んでいるあなたは、暇な仕事をしていることに少なからず危機感を覚えていると思います。
今回は仕事が暇であることのメリット・デメリットと、自由にできる時間があるうちにやっておいた方が良いことを紹介します。
忙しめの会社に転職すると、自由にできる時間は確実に減ります。
今のうちにできることはやっておきましょう。
将来を見据えた選択をしよう
まずはあなたが「どういう人生を歩みたいか」をしっかりイメージしましょう。
いわゆる人生設計ですね。
その人生の中で、必要なスキル・知識を明確にして、今の会社で得られるものは得ておきましょう。
「もうこの会社じゃ、スキルアップできないな」となったら違う会社に移ると良いでしょう。
暇な会社で仕事をするのも、忙しい会社で仕事をするのもあなたの自由です。
その上で、あなたが仕事をどう考えるのかで今後の身の振り方を決めると良いでしょう。
仕事が暇であることのメリット・デメリット
一般的なメリット・デメリットを紹介します。
一概にこのメリット・デメリットが当てはまるということではありません。
メリット
- 自分の時間を確保しやすい。
- 体力的な負荷が少ない。
- 仕事量の割に、給料がもらえる。
など。
「暇=時間が余っている」ということですから、仕事は大体定時退社できることでしょう。
また、勤務時間中も仕事がなく、暇にしている時間もあるということで体力的な負担は少ないでしょう。
デメリット
- 仕事によって得られる経験値が低い。
- 仕事のやりがいをあまり得られない。
など。
たくさん仕事をこなしている人と比べると、実践経験が少なくなってしまいます。
長期間同じような環境に身を置いてしまうと、経験値や実績不足で別の業界や会社に行きたくても難しくなってしまいます。
自分の価値を上げよう
時間が有り余っているから「暇つぶし」をするのではなく、あなたのスキルアップのための時間にしてみてはいかがでしょうか。
転職する際には、いくつか実績が必要になります。
仕事が無いなら無いで、あなたが作り出してみてはどうでしょう。
これは無駄な仕事を増やすという意味ではなく、今の環境で仕事を進める中で「課題」を見つけ出して、それを解消していくのです。
「この作業無駄じゃない?」、「これは自動化できるのでは?」など色々考えを巡らせて、会社にとってプラスになりそうなことをこなしていくと良いでしょう。
そうやって、課題解決の実績を作っていくことで、転職する際に面接で話せるエピソードになります。
「仕事がなくて、課題も見当たらない」という人は、資格の勉強や副業に力を入れましょう。
これらは、時間に余裕のあるときにしかできないことです。
残業しないといけないほど忙しい会社に入ってしまうと、自由にできる時間も少なくなってしまいます。
時間・メンタル的に余裕があるうちに、できることはやっておくと良いでしょう。
終身雇用は夢の話
一昔前までは、生涯一つの会社で働き続けるという選択肢がありました。
今は倒産リスクが無い会社なんて、ありません。
どんなに有名企業でも、倒産するリスクを孕んでいます。
高齢の人は、「会社を辞めるなんて、甘えだ!根性がない!」みたいなことを言うかもしれませんが、そういう人たちとは置かれている状況・立場が違うのです。
根性論に惑わされて、人生を棒に振りたくないですよね。
今は「この会社に入れば、一生安心」なんてことはありません。
「日本経済に大きな打撃を与える会社だから倒産しない」という会社は確かにあります。
ただし、それは「会社が倒産しない」だけであって、「クビ」になる可能性がないということではありません。
それらを踏まえると、信用できるのはあなたのスキルと経験だけです。
これだけは裏切りません。
スキルや経験がある人はどの会社でもやっていけますし、引く手数多です。
暇な会社でまったり仕事していると、「会社が倒産した!」「クビになった!」みたいにいつか足元をすくわれてしまうかもしれません。
しかも「スキルや経験がないから、次の働き口が見つからない…」なんて嫌ですよね。
今のうちにスキルと経験を積み重ねておきましょう。
「もう今の会社で学べることはない!」、「早く転職したい!」という人は転職活動を始めると良いでしょう。
まずは転職エージェントの担当者に相談して、キャリアパスを固めていってはいかがでしょうか?
転職エージェントに未登録の人はこちらの記事を読んでみてください。
まずは転職活動の流れを知りたいという人はこちらの記事も読んでみてください。