「会社辞めて転職しようと思うんだけど、転職活動前に何か準備することあるかな?」と考えたことはありますか?
あります。
転職は人生の分岐点になります。
今の会社を続ければ現状維持はできますが、転職活動をすることで良い環境に身を置ける可能性があります。
ただし、注意したいのは、逆もしかりということです。
応募する前に将来の夢に近づける求人をしっかり選べるように準備が必要です。
そのために過去を振り返って自分がどういう人間なのか、将来どうなっていたいかを考えると良いでしょう。
今回は転職活動をする前に準備しておくと良いことを紹介します。
動き始めた人もやっておいて損はないので、今からでもやっていきましょう。
過去の振り返りと将来どうなっていたいか
過去の振り返り
これはとても重要で、職務経歴書に書ける内容になります。
簡単にやり方を紹介しますが、目的は過去を思い出すことと、自分のやりたいこと・やりたくないことを再認識することです。
それができれば、好きなようにカスタマイズしてください。
もちろんそのまま参考にしてもらってもかまいません。
- 時系列にやってきた仕事を並べる
やってきた仕事それぞれに対して - 仕事の具体的な内容を書く
細かければ細かい方がいいですが、時間も限られますので概要レベルで良いでしょう。 - そのとき発生した課題を書く
できれば2、3個あると良いです。
くだらない内容でも、細かい内容でもかまいません。 - どう思ったかを書く ※ここは赤裸々に書きましょう
課題の原因はもちろん、そのときの心情も書くと良いです。 - どう乗り越えたかを書く
その課題をどう解決したかを書きましょう。中には時間で解決したものがあるかもしれませんが、それもそのまま書きましょう。 - 結果どうなったかを書く
どういう結末になったかを書きましょう。ここは定量的に(数字で)表現することを心掛けましょう。客観的にスゴさが伝わりやすくなります。 - どういう学びを得たのかを書く
一連の行動をもとに、今後活かせそうな学び・気づきを書きましょう。
これを紙に書き出すことで過去を思い出せて、面接で当時のことを聞かれた場合に答えやすくなります。
職務経歴書には、書き出した内容で最近かつ説得力のあるものをいくつか記載すると良いでしょう。
この内容を書くには、誰にも見られないノートに書くと良いでしょう。
「4.どう思ったかを書く」のところで、ムカついたとか泣きたくなったとか、そのときの心情を書き殴るのです。
そうすることで、自分がどういうことで喜んだり、悲しんだり、イライラしたりするのか、傾向が掴めてきます。
その傾向をもとに、自分がポジティブな感情になれる仕事内容を考えると良いでしょう。
将来どうなっていたいかを考える
過去の振り返りと合わせて、将来についても考えておく必要があります。
それはなぜか?
これからの仕事が将来につながっていないと、やる意義が薄れてしまうからです。
最低限、以下3点の数年〜数十年後をイメージしておくとよいでしょう。
- 働き方
- 仕事内容
- プライベート
これは建前ではなく、心の底で思っている理想を掲げましょう。
思いつかなければ、省略しても良いは良いです。
転職活動に影響はあまりないのですが、なりたい将来像があった方が「今自分はそれに向かって進んでいるんだ」とモチベーションアップにつながります。
次の会社はそれを実現するための通過点であるとなお良いのです。
その3つをイメージしてから、応募するときに必要な情報について考えましょう。
- どの業界に転職するか
- どういう仕事をしたいか
- 転職するにあたり何を優先するのか(給料、残業時間など)
- いつから次の会社で働きたいか
などなど。
転職エージェントを利用する場合は、フワフワした内容でも問題ありません。
会話していくうちに内容を固めていく方法もとれます。
ただ、あらかじめ自分の軸を持っていた方が会話がスムーズになりますので、どうしても時間が足りない場合を除いて、準備しておくことが望ましいでしょう。
この内容については、後日別記事で詳細を紹介しますね。
何も考えずに転職活動をするとどうなるの?
自分の性格や、なりたい将来像を考えずに転職活動をすると、すぐ会社を辞めたくなるでしょう。
辞めることは悪いことではありません。
何も得られずに辞めること、時間を使っていまうことが悪いことだと思います。
何か不都合なことが起こると、「こんな仕事したかったわけじゃない」「この会社に入らなければよかった」などを考えてしまいませんか?
何か一つでも、自分の将来にとってメリットがその会社にあれば、頑張れる気がします。
しかし、何もないところを選んでしまうと心が折れてしまいます。
将来を見据えて転職しましょう
いかがでしたでしょうか?内容は体験談や自戒の念を込めています。
「これは必要ないなぁ」、「これがあった方がいいのでは」と思うものがあれば、ぜひあなたのやり方にカスタマイズしていってください。
ここで言いたいことは、将来の理想につながる転職活動が充実感のある日常につながるということです。
あなたも過去を振り返り、理想を掲げて、そのステップとなる仕事を今一度考えてみてはいかがでしょうか?