転職時の面接って何聞かれるの?と不安に思っていませんか?
活動し始めると、一番緊張するのは面接ですよね。
中途採用の面接が初めてならなおさら。
「何を聞かれるんだろう」「ちゃんと答えられるかな」なんて不安になりますよね。
今回は中途採用の面接で聞かれる事例や答え方など紹介したいと思います。
結論、新卒採用の面接と大差ないです。
新卒採用と聞かれることはほぼ同じ
書いたとおりですが、中途採用で聞かれることは新卒採用と大差ないです。
定番の質問は以下です。
- 自己紹介
- 志望理由
- 職務経歴
- 希望年収
新卒採用と違うところは職務経歴と希望年収が追加されています。
でも、この内容は新卒採用時に「今までで一番頑張ったこと」とあまり変わりません。
バイトやサークル、勉強とかで話してたアレです。
それを転職活動では、実際行った業務に置き換えて話します。
中途採用の面接で聞かれること
自己紹介
これは鉄板ですね。
新卒の採用活動でよくある時間設定ですが、1分パターンと3分パターンぐらいは準備しておきましょう。
余力があれば5分パターンや、30秒パターンもあるといいですね。
話す内容
まずは面接のために時間を割いてくれていることに感謝の言葉を伝えて、現職の会社名と合わせて、名乗りましょう。
次に「強み」とそれにまつわる「エピソード」を伝えましょう。
ここで簡単な説明だと30秒、少ししっかり話すと1分ぐらいですね。
3分、5分パターンではもう一つ「強み」を追加して話す、もしくは次の「志望理由」を組み込んで構成するとそれぐらいの時間になるのではないでしょうか。
最後に「本日はよろしくお願いします。」とつけると良いですね。
必須ではありませんが「以上です。」といきなり終わりを告げるよりも、滑らかに終われます。
志望理由
これも鉄板です。
なぜその会社を希望したのか、を聞かれます。
「数あるうちの一つで、絶対この会社という理由はありません」なんて答えてしまうと結果は明白ですよね。
ここで重要になってくるのは、「企業研究」です。
その会社が属する「業界」における、その会社の「強み」と絡めた理由を伝えると良いでしょう。
そうすることで「企業研究しっかりやってるな」という印象に加え、「その会社でないといけない」ことを伝えることができます。
ここで「企業研究とかめんどくせーな」なんて思いませんでした?
大丈夫です、そこは転職エージェントの担当者に聞きましょう。
転職エージェントの担当者はあなたへ求人を薦める理由として、企業のあらゆる情報をインプットしています。
これは教えてもらわないと損ですね。
効率的な転職活動にしましょう!
職務経歴
職務経歴書に沿って、色々質問を受けます。
質問の内容としてよくあるものは以下。
- どんな業務・プロジェクトだったのか?
- どういうスキルを使った仕事だったのか?
- どういう立ち位置だったのか?
- 困ったことは? or 失敗したことは? or 大変だったことは?
などなど。
1.〜3.の内容は、率直に聞かれたことを答えれば良いです。
4.の内容については、その内容を伝えた上で「エピソードトーク」が必要になってきます。
なければ、内容を伝えるだけでも構いませんが、面接官は「それに対してどういうアクションを取ったの?」と結局は深掘りしてくるかもしれませんので、なるべくエピソードトークを準備しておきましょう。
※職務経歴書の書き方、エピソードトークの作り方はこちらの記事を読んでみてください。
希望年収
新卒の採用面接ではなかった、希望年収の質問ですね。
これは人事面接のときに聞かれるものですが、たまに現場の面接官も聞いてきます。
ここは「欲しい金額」を伝えたいところです。
が、グッと堪えてください。
ここで伝えるべき金額は論理的に説明できる金額でなければいけません。
年収500万円の人が、希望年収を聞かれて「1000万を希望します」と言われて、採用側は納得するでしょうか?
もらえる金額は大きいに越したことはないですが、結局年収を決めるのは会社側です。
希望年収を聞いても、それが確約されるわけではなく、上下することも多々あります。
では、何のために聞くの?
それは「いくらなら入社してくれそうか」の確認もありますが、論理的に説明できる思考力を試されていると思ってください。
論理的な説明って何?
今の年収をベースに考えると良いでしょう。
例えば、1日の勤務時間が7時間で年収500万円の会社にいたとします。
そして、面接を受けている会社が1日の勤務時間が8時間とすると、勤務時間が約1割増えるわけです。
そこで希望する年収は1割増の550万を希望する場合は納得感があります。
あくまで例ですが、こういう感じで計算した上での数字ですよ、ということを伝えると印象が良くなります。
逆の場合は、下げる必要はあるの?という疑問が出てきそうですが、答えは不要です。
自分から年収を下げにいきたくないですよね。
そういう場合は、「現状維持したい」と言うことでそれ以上聞かれることはないでしょう。
自分に有利に物事を進めようと思うのであれば、しっかりとした説明ができるように準備しておきましょうね。
その他
成功体験
これは職務経歴の「困ったことは? or 失敗したことは? or 大変だったことは?」と同じ構成で伝えるようにしましょう。
行動した結果、良い方向に進んだ物事をエピソード交えて話すと良いでしょう。
どういう仕事をやりたいか
これはその会社がやっている業務のうち、あなたがやりたいと思った業務を伝えましょう。
あなたの強みと合わせて、回答すると良いですね。
フェルミ推定
コンサル業界に行きたい人は訓練しておきましょう。
その他の業界を志望する人は、参考程度の情報です。
これはロジカルシンキングの力を試されています。
いきなり数十分時間を設定されて、お題の数字を論理的に推理する課題です。
「日本の電柱って何本ある?」とか「マンホールって何個ある?」などの質問に対して、論理的に考えて計算していくものです。
興味がある人はググってみてください。
当時の記憶を振り返っておこう
いかがでしょうか?
一度新卒採用で経験している内容だと、ある程度勝手が分かってやりやすいのではないでしょうか。
面接は誰もが緊張するもの。
しっかり準備して、当日好印象を残せることを祈っています。
面接で答える内容をこれから考えるという人はぜひこちらの記事の振り返り部分を読んでみてください。