転職活動をし始めると、何かと誰かに話したり相談したくなるもの。
ただ、誰にどのタイミングで話していいものか、分からないですよね?
最終面接まで進んで浮かれてるとき、なかなか面接を進められず気が沈んでるとき、書類も通らず何がいけないのかわからないとき。
誰かを頼りたくなる場面は必ずきます。
話していいかどうか悩みどころですが、そこはぐっとこらえて誰にも話さないでおきましょう。
今回は第三者に話してしまうことのデメリットや、話してもいいタイミングについてお話しします。
あくまでも波風立たさないためにも、必要のない情報公開はやめておいた方が良いでしょう。
基本的に内定をもらうまでなるべく話さない
転職に関わっている人、つまりエージェントにはもちろん話して問題ないのですが、会社の同僚や上司には絶対に話さないでおきましょう。
信頼している同僚にも言わない方が良いでしょう。
会社に恋人がいる人も同様です。
お酒の場などで、ついうっかり話してしまうこともあるかもしれません。
それが理由で信頼関係が崩れる可能性がありますので、こちらから情報を与えない方が良いでしょう。
転職が決まって「なんで言ってくれなかったの?」と聞かれれば、「転職するかどうか悩んでいたから」といった風にそれっぽい回答をすれば良いです。
隠し事なんて誰にでもあるものです。
話していい相手やタイミング
家族はどうなの?
家族に関しては人それぞれなので、色々な要素を考慮してあなたが思う良い方を選びましょう。
- 変な心配をかけたくなければ、内定もらえるまでは話さない
- 「家族と一緒に歩む人生だから転職活動から話したい」という人は、混乱させないように話す
今の仕事に加えて、転職活動を並行で行うとなると、いつも以上にストレスが溜まります。
家族の支えがあるというのは、とてもありがたい状況です。
反面、家族からの心配の声がプレッシャーになることもあります。
いずれにせよ、あなたとあなたの家族の性格を踏まえて、家庭内でギクシャクしない方を慎重に選びましょう。
第三者に話してしまうとどうなるの?
会社の同僚や上司、つまり会社の関係者には絶対に言わないようにしましょう。
もちろん、今の会社のお客さんにもです。
噂というものはすぐに社内に回りますので、注意が必要です。
仮に転職を踏みとどまって、今の会社で続けるとなった場合に以下のことが考えられます。
- 会社に居づらくなる
- その後の評価にも響いてくる
- 仕事を回してくれなくなる
- 仕事を押し付けてくる
などなど。
あくまで想定ですが、会社にいる人の中には少なからずおもしろくないと思う人もいるでしょう。
後悔せずによりよい選択をするためには、秘密裏に動くことが重要になってきます。
話しても良いタイミングはいつなの?
周りに話して良いタイミングは「いきたい会社に内定をもらって、今の会社を辞められる準備が整ってから」です。
つまり、今の会社を辞めることになっても、後悔しないタイミングですね。
相手は退職手続き上、伝えないといけない人だけに絞ると良いでしょう。
退職当日は周りに言っても全然問題ありません。挨拶しないとですもんね。
ただ、ネガティブな内容は控えるようにしましょう。
「立つ鳥跡を濁さず」ではありませんが、会社に迷惑をかけないように他の人に話すことはなるべく避けた方が良いです。
転職の話を言いふらしたばっかりに、その会社で転職する人が続出して…なんてことも起こりかねません。
会社に恨みがあっても、「もう無関係の会社なんだから」と大人の対応をしましょう。
過去に会社を辞めていった人はどうでしたか?
本当に話しちゃいけないのかな?とまだ疑問に思っている人もいるかもしれません。
そんなときは先人の知恵を拝借しましょう。
たとえば、気がついたら、退職の挨拶やそういったメールが送られてきた経験はありませんか?
実はその日が最終出社日だったとか。
「え、全然知らなかったんだけど」とか「言ってくれよ」とか思いませんでしたか?
退職というものはそういうものだと割り切っておくことで、物事がスムーズにいくんです。
あえて敵を増やす必要もなく、トラブルは避けたいところなので、転職について話すことは必要最低限の人に留めておくことが賢明でしょう。
なお、給料や役職の面だけで今の会社に不満がある場合、内定をもらってからできる交渉テクニックがあります。
希望が通るかどうかは別として、待遇を良くする交渉はやって損はありません。
失敗すれば辞めるだけですので。
その交渉は後日別記事で紹介しますので、そちらをお読みください。
話したい人は転職エージェントの担当者を頼ろう
話したくてウズウズしている人は、転職エージェントの担当者を頼ると良いでしょう。
悩みや愚痴を聞いてもらえると、精神的にもとても助かりますよね。
転職エージェントはその道のプロです。
悩みを聞いてもらうことで、的確なアドバイスをもらえることでしょう。
転職エージェントの担当者以外にも話したい人は頑張ってなるべく早く内定をもらわないとですね。
内定をもらっていない状態で、周りに転職活動していることを話すのは百害あって一理なしです。
安全な状態を保ちつつ、転職活動を進めていきましょう。
そのことをしっかりと心にとめて、安全に次のステップへ進みましょう。