仕事がうまくいかないと「自分は無能だ」「能力不足だ」なんてネガティブ思考に陥りがちですよね。
一瞬でバリバリ仕事できるようになる魔法があれば良いのに、なんて考えることも多々あります。
ただ、ネガティブになったところで現状を打開することはできません。
そのような状況になったとき、「なぜうまくいかなかったか」しっかりと分析することをオススメします。
しっかりと分析することで、「今後どう動けば良いか」の道筋が少し見えてきます。
今回は仕事がうまくいかないときに無能・能力不足と思う原因とその後の「仕事への向き合い方」を紹介します。
ネガティブ思考に陥ると、どんどん自分の精神をやられてしまいます。
ミスしたことは過去の話と割り切って、次をうまくやる方法を考えましょう!
無能・能力不足と思う原因
無能・能力不足と思う原因は、あなたがあなたの成長を「実感できていないから」か「求めていないから」だと思います。
「成長」を実感できない
高い目標
あなた自身に高いハードルを設定していませんか?
例えば、「3年後仕事を全てできるようにする」と目標設定するとします。
そのために必要なスキルや行動は、いつとるか設定されていますか?
大きな目標だけを設定して、できなかったから「自分は無能だ」なんて考えていませんか?
大きな目標に対して、「それに必要なスキルをいつまでに身につける」や「いつまでに実行する」など小さいものをたくさん設定すると良いです。
そうすることで、目標達成までどれぐらい進んでいるかを確認することができます。
最終的に大きな目標は達成できなかったものの、「ここまでできた」という事実をみてポジティブに行動できるようになるかもしれません。
時間・試行回数不足
その仕事をやり始めて、うまくこなせるようになるまでの時間は十分でしたか?
飲み込みが早い人もいれば、遅い人もいます。
もちろん、飲み込みが早いというのは、有能と思える要素の一つではあります。
ただし、有能になるために必須のスキルではありません。
飲み込みが早くないから「自分は無能だ。能力不足だ」と判断しているのであれば、もったいない話です。
仕事のスキルや知識のベースがある程度できれば、飲み込みのスピードは改善されます。
人それぞれ成長スピードが違いますので、時間・試行回数不足で「自分は無能だ。能力不足だ」と判断している人は気持ちの持ちようで改善されるのではないでしょうか。
「成長」を求めていない
その仕事を心の片隅で「やりたくないなぁ」と思っていませんか?
一時的なものであれば問題ありませんが、ずっと思っている場合は向上心がなくなってしまっている可能性があります。
人というのはやりたいことと、やりたくないことをやる姿勢が無意識に変わってしまうもの。
やりたいこと、好きなことをやっているときって、時間を忘れるほど没頭しませんか?
やりたいこと、好きなことをやっていると、一日中そのことを考えていませんか?
やりたくないことは「やっつけ仕事」になったり、「なるべく考えない」ようにしたりします。
やりたいことと、やりたくないことに対して人というのはかけられる熱量が違うのです。
始めの頃はモチベーションである程度カバーすることはできますが、やりたくないと思っている仕事ばかりやっていると徐々にモチベーションも無くなってくるもの。
そうして、やりたくない仕事を続けることで、モチベーションでカバーできていたものも、カバーできなくなってしまうのです。
今のあなたはどうですか?
心の片隅で「やりたくないなぁ」と思って仕事していないでしょうか?
仕事への向き合い方
小さな成功体験を積み重ねよう
「小さい目標」をたくさん設定するようにしましょう。
無能だとか能力不足だとか考えてしまうのは、自分の成長を実感できていないからです。
今まで設定してきた大きな目標に対して、何をいつまでにやれば良いかを細分化して小さな目標を設定してみましょう。
たくさんある目標を日々、達成していくと「達成感」と「成長の実感」が得られると思います。
このようなやり方で仕事に対するモチベーションを向上させてみてはいかがでしょうか?
いつかその仕事にやりがいを感じたり、好きになったりするかもしれません。
別の仕事を探すのもアリ
どうしてもこの仕事が好きになれない、という人は思い切って別の会社・仕事に就くのもアリです。
将来どうなっていたいか、どういう仕事をしていたいかをしっかりと考えて、転職活動してみるのも良いでしょう。
熱中できる仕事の探し方はこちらの記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
転職エージェントにまだ登録していない人はぜひこちらの記事も読んでみてください。
始めはみんな無能で能力不足
大前提として、始めはみんな無能で能力不足なのです。
始めてやることに対して、やるための知識・能力を持っていないのです。
現実的な目標をたくさん設定して、「達成感」や「成長の実感」を得られるように工夫してみてください。
いつかその仕事にやりがいを感じたり、好きになったりするかもしれません。
やりたいこと、好きなことが仕事だと無意識にやるようになりますので、やり方をイメージしたり、どうやれば効率がいいか考えたりをするようになり、大きな目標も達成に近づけるでしょう。
どうしても仕事を好きになれない場合は、やりたい仕事を探してみてはいかがでしょうか?
もちろん、自分のやりたいこと、好きなことだけやっていれば良いという職場は存在しないでしょうが、割合を変えることはできると思いますよ。
そんな仕事ができると、自然に人生が充実するのではないでしょうか。