アイアンってヘッド形状が何パターンあるけど、何がいいの？という疑問を持っていませんか？
一見似たようなシルエットですが、ヘッド部分はモデルによって様々です。
それぞれに特徴があり、一概に「これなら間違いない」と決めることは難しいです。
特徴を理解した上で、自身の性格やゴルフライフをどう考えているかによって、候補を絞りこんでいきましょう。
性格やゴルフへの取り組み方を踏まえて
アイアンの基礎的な知識を紹介しますので、それぞれの特徴のうち自分にマッチしたものを候補にしましょう。
アイアンって何なの？
その名のとおり、鉄(に限らず金属)でできたクラブで、使用頻度がとても高いのがアイアンです。
一般的にはシャフトの長さ、飛距離ごとに番手が設定されています。
アイアンってどういう役割なの？
Par3のコースではティーショット、Par4,5のコースでは2打目以降に使うことが多いです。
ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティのような飛ばすクラブと比べ、アイアンは狙った距離で狙ったところに落とすために使用されます。
選ぶにあたって気にしたいポイント
ヘッドの形
大きくわけて3種類「キャビティ」、「中空」、「マッスルバック」があります。
それぞれの特徴は以下のとおり。
キャビティ
ヘッドが大きく、ミスショットに強い(飛距離が落ちにくい)です。
重心が下にあるため、ボールが上がり易い特徴があります。
キャビティのアイアンはバランスがよく、ポピュラーなヘッドだと思います。
また、中には「ポケットキャビティ」といって、さらにボールを上がりやすくしたヘッドもあります。
中空
ヘッドの中が空洞になっているものです。
ショットの安定化を目的として作られたクラブで、ミスショットに強いです。
マッスルバック
ヘッドが小さく、薄いです。
そのおかげでヘッドのコントロールがやり易く、ボールを曲げたり、スピン量をコントロールし易いことから、一般的には上級者向けと言われています。
スイートエリア(「クラブの芯」)が小さく、ミスショットに厳しく、ミートしないと飛距離が落ちるという難点があります。
ソールの厚さ
ソールが厚いほど、ミスに強くなります。ミスの許容範囲が広がるにつれて、操作性は下がると考えてよいでしょう。
ミスに強いヘッドは基本的にソール厚めと考えて良いでしょう。
シャフト
アイアンといえば、スチールシャフトじゃないの？と思われがちですが、カーボンシャフトもあります。
「結構力弱いなぁ」、「最近体力が著しく落ちたな」という人はカーボンシャフトを考えても良いかもしれません。
ただ、スチールシャフトの方がカーボンシャフトに比べてショットの精度が高まります。
アイアンはショットの精度をある程度こだわりたいクラブになりますので、まずはスチールシャフトで試してみることをオススメします。
クラブが重いほどスイングが安定しますので、振れる中で重めのものを選ぶと良いでしょう。
重くて振り切れない場合は無理せず、軽いものを選びましょう。
マッスルバックに興味があれば打ってみて
よく、上級者向きの難しいクラブとして紹介される「マッスルバック」ですが、外見がとてもカッコいいですよね。
確かにミスショットすると飛距離が落ちますが、飛距離が落ちるということはミスをしたということが一目瞭然ということです。
始めのうちに「マッスルバック」を使うことでミスショットを打たないように意識して練習できますので、上達を実感し易いのではないでしょうか。
興味のある人はぜひ試打してみてください。
必ず試打して決めよう
アイアンもしっかり試打して納得のいくものを買いましょう。
お店の試打コーナーで確認しても良いですが、レンタルして実際の練習場、実際のコースで打って確認できるGDO(ゴルフ総合サイト)の「TRY SHOT」というレンタルサービスがオススメです。
下記画像は、GDOというゴルフ総合サイトにリンクしています。※クラブ一覧画面で、金額の下に「TRY SHOT」と記載のある商品がサービス対象になります。
「TRY SHOT」のサービス対象クラブを確認する方法はこちらの記事の「TRY SHOTできるクラブの確認方法」を確認してください。
購入する際は信頼できるお店で買いましょう
ゴルフ用品は偽物が存在しますので、信頼できるお店で購入することを強くオススメします。
大手のオンラインショッピングサイトへのリンクを貼りつけておきますので覗いてみてはいかがでしょうか。
クラブは高価なものですので、必ず信頼できるお店で購入しましょう。
アイアン選びはしっかりと
狙ったところに落とすためのアイアン、自分に合ったものを必ず買いましょう。
見た目にこだわらず、易しいアイアンが欲しい人は「キャビティ」を、
少し見た目にこだわりつつも、易しいアイアンが欲しい人は「中空」を、
見た目にこだわり、しっかり練習する人は「マッスルバック」を選んでみてはいかがでしょうか？
長い期間、ゴルフを楽しむ相棒になりますので、納得・気に入ったものを購入しましょう。
