「新卒で入社して数年、もしくは数ヶ月で会社を辞めるのって早いかな?」なんて悩んでいませんか?
入社してから「この仕事じゃなかったな」、「この職場嫌だな」なんて、よく聞く話です。
入社後に業界を変えたい場合、早めが良いのではないでしょうか。
今回は業界を変えたければ早めが良い理由とメリット・デメリット、同業の場合は実績を作ってからが良い理由を紹介します。
周りに相談すると「早いよ」だったり、「忍耐力なさすぎ」なんて声が聞こえてきそうですが、あなたの人生悔いのない選択をしてもらえればと思います。
最終的には転職のプロである転職エージェントの担当者に相談して意見を聞くことをオススメします。
「今すぐに転職した方が良い」、「あと数ヶ月・数年頑張った方が良い」など的確なアドバイスをもらえることでしょう。
ただし、転職エージェントの担当者一人の意見で決めることはオススメしません。
セカンドオピニオンではありませんが、複数の意見を聞いて一番納得感のある選択をすると良いでしょう。
業界を変えたければ早めがいい
理由①:第二新卒・ポテンシャル採用枠がある
社会人経験年数が少なければ、第二新卒・ポテンシャル採用のカードが使えます。
これは中堅社員になってから業界変更するよりも、ハードルが低くなります。
企業としては今後成長して会社に還元できる人材が欲しいわけですから、他業種の人は年齢を重ねるごとに採用するのが難しくなってきます。
業界を変更する場合は、遅くても20代で実行する方が良いでしょう。
ただし、業界を変える理由はしっかりと考えておきましょうね。
「自分勝手な理由」や「ネガティブな理由」だと、企業側は採用を渋ってしまいます。
面接までにポジティブで納得感のある理由を準備しておきましょう。
理由②:転職すると給料が下がる可能性が高い
今の業界である程度仕事ができるようになり給料も上がった状態で他業種に転職すると、給料が下がる可能性が高いです。
社会人経験はあるものの、転職先の業種では新人のようなものですからね。
活かせる経験をもっていれば話は変わってきますが、スタート地点付近に戻ると考えてほぼほぼ間違いないでしょう。
やりたい業種があるのにも関わらず、時間をおいてしまうと給料の振れ幅によっては躊躇してしまいそうなもの。
やりたい仕事ができるのは幸せなことですが、生活もかかっていますのでなかなか踏み出せなくなります。
であれば、なるべく振れ幅が小さいときに業界をチェンジすることでギャップを小さくできるという話です。
同業に転職する場合は実績を作ってから
「すぐに辞めたい!」というほどの気持ちでなければ、同業の会社に転職する場合は今の会社で一つでも実績を作ってからにしましょう。
他業種に移る場合も同じことなのですが、中途採用面接でアピールできる内容があるに越したことはありません。
引き続き同じ業界で働くのであれば、その会社で身につけられるスキルや知識が今後に活きてきます。
活かせる経験をできる限りしてから次のステップに進んでも遅くはありません。
アピールできるスキル・知識があって実績も伴っていれば、年収アップ・役職アップを期待できます。
また、同業社の噂が回ってくることがよくありますので、変な噂を回されないような振る舞いをして、なるべく円満退職することが望ましいです。
「立つ鳥跡を濁さず」ではありませんが、同業社というのは接点が多いものですので注意しておきましょう。
転職エージェントに相談しよう
最終的には転職エージェントの担当者に意見を求めて、総合的に判断されることをオススメします。
同じように経験年数が浅いタイミングで転職しようとする人がたくさんいます。
そのような人をサポートしている転職エージェントの担当者に、「企業側からの印象」や「採用率」などを確認してみてはいかがでしょうか?
転職する、しないは情報を得てから判断すれば良いことで、途中で「やっぱり今の会社で頑張ります」というのもアリです。
転職活動においてエージェントに支払うお金はありません(※)ので、心置きなく利用しましょう。※聞いたことがないだけで、実際お金がかかるエージェントもあるかもしれません。
転職エージェントに登録しておらず、これから選ぼうと考えている人はぜひこちらの記事も読んでみてください。
こちらで紹介している転職エージェントは、お金がかかりません。
人生の路線変更は早い方が良い
採用側の目線でお話ししましたが、あなたの人生を納得のいくものにしてもらえればと思います。
「そうは言っても私は決めてるんだ!」という人も、自分の信念に従って行動されると良いでしょう。
後々、「あぁ、こうしておけば良かった」や「あのとき動いていれば。。。」なんて思っても後の祭りですもんね。
行動する、しないを決めるのはあなたです。
年功序列から裁量労働制に移り変わり始めている社会の中でずっと我慢して仕事するか、どこかで自分のやりたい仕事に就いて楽しく過ごすのか、あなたにとって悔いのない選択をされると良いでしょう。