上司や同僚と人間関係がうまくいっていなくて、会社に行くのがつらいことはないですか?
上司・同僚からの理不尽な扱いや暴言、心ない噂話や嫌がらせなど。
今回は会社を辞めた方が良い理由、転職する際に理解しておくべきポイントを紹介します。
人間関係の修復が難しい場合、別の会社で働いて精神的ストレスを軽減しましょう。
精神的に耐えられなければ辞めた方が良い
自分でまいた種が暴発して四面楚歌になる人がいれば、いわれのない罪を着せられ敵ができる人もいます。
誰かと一緒に仕事を進めないといけない場面で、敵対している人が近くにいると物事がスムーズに進みませんよね。
「自分は悪くないから堂々としていよう!」と始めは思うかもしれません。
ただ、仕事をうまくこなすことよりも、人に押し付け、責任を負わせることを生業にしている人もいます。
会社のことよりも、自分のことを第一に考えている人です。
「仕事をしっかりこなせば、周りもわかってくれる。」といった強い気持ちも、長期間のストレスが原因で蝕まれてしまいくものです。
諸刃の剣かもしれませんが、会社を変えることで環境をリセットしてみることが良いと思います。
人間関係を解消するには時間がかかる
「信頼を築くのには時間がかかって、信頼がなくなるのは一瞬」なんてよく聞きますよね?
本当にその通りだと思います。
人間関係で悩みがあるということは、あなたと相手の信頼関係はすでに崩壊しているのです。
そこから、良好な信頼関係を築くために途方もない年月が必要になるでしょう。
あなたがやらかしたことがきっかけで、人間関係がギクシャクしたのであれば修復できるように努力をするべきだと思います。
反対に、あなたが原因でもないのに会社の立場が悪くなっているのであれば、会社を変えることをオススメします。
なぜなら、あなたが真面目に仕事やコミュニケーションに取り組んでいるにも関わらず、足を引っ張るような環境だからです。
もし、相談できる相手がいれば客観的にあなたが原因かどうか判断してもらうと良いでしょう。
あなたが原因なのに、あなた自身が気づいていない場合、別の会社に移っても同じことが起こりかねません。
ただし、今の状況が自責であろうが他責であろうが、現時点で精神的に限界だと思う人はいち早く辞めるという選択肢を真剣に考えましょう。
精神的にまいってしまったら、良い人間関係とか考えている場合ではなくなってしまいます。
精神的に安全な状況に身をおくことを最優先にしましょう。
仕事と人間関係は切っても切れない
性格的に合わない人はどこにでもいますし、会社を変えることで環境をある程度リセットできます。
ただし、現状と同じ状況になる可能性も少なからずあります。
「いざ別の会社に行こう!」と息巻いているあなたに、ぜひ理解しておいてほしいことを2点お話しします。
合わない人はどこの会社にもいる
理不尽なことばかりを言う人、中身のない説教を延々とする人、人の悪口ばかり言っている人。
仕事をする上であまり関わりたくない人の特性はいっぱいありますよね。
「自分は小さい会社だからこういう状況だけど、大企業に行けばみんな立派な人ばかりに違いない!転職だ!」と簡単に思っていませんか?
いいえ、どこの会社にもそういった特性の人はいます。
確かに割合的に少なくなることはあるかもしれません。
しかし、どんな大企業でも性格が合わない人は少なからずいます。
実力が評価されると言われる、日本にある外資系企業にも働かない人は一定数います。
つまり、あなたにとって完璧な環境はあなたが作らない限り存在しないということであり、このことはしっかり理解しておいてほしいです。
転職で人間関係はある程度リセットできる
別の会社に転職することで、一緒に働く人は総入れ替えになります。
心機一転、仕事に集中することができます。
ただし、同業だったり近い会社だと誰かと誰かが繋がっている可能性もあります。
そうなると、噂話で話が広がることもあり得ますので、その懸念点もしっかりと把握しておきましょう。
過度な期待は厳禁だということです。
「辞める」という選択を真剣に考えよう
もちろん、慣れた環境で良好な人間関係に恵まれて仕事できることに越したことはありません。
しかし理想的な職場というのはなかなか無いもの。
ましてや人間関係で、仕事が手につかなくなる状況なんてなるべく避けたいところ。
無理をして精神的に不衛生な環境にずっと身をおくのは、自分を追い詰めることになりかねません。
「この人間関係は、修復するのが難しいな」という場合は、仕事する上で致命的なのかどうかを考えて、致命的なのであればなるべく早く別の会社に転職すると良いでしょう。
自分に嘘をついて無理し続けると病気になったり、最悪の場合は命を落とすこともあります。
人生は途中で軌道修正ができます。
ぜひあなたの幸せの方向に向かって舵取りしてみてはいかがでしょうか。