「仕事が全然うまくいかない」「上司のパワハラがひどい」など、精神的に辛い状況がありますよね。
いつか状況に変化があると信じて、始めは我慢して頑張っても精神が削られていく一方。
仕事に対するモチベーションが下がって精神的にはもちろん、身体的にも変化が生じてきます。
今回は身体的・精神的に限界が近いときに出る症状の一例を紹介します。
これら以外でも、身体や心に異変があればお医者さんに相談するとよいでしょう。
「気合いの乗り切るんだ」「自分はまだいける」と思っている人は特に要注意です。
緊張の糸が切れて、身体的・精神的にダメになってしまう前に行動しましょう。
身体や心に異変が出たら要注意
長期間、仕事と向き合っていかなければなりません。
精神的・身体的に辛い状況で働き続けるといつか身体が言うことをきかなくなるでしょう。
「自分は我慢強くてストレス耐性があるから大丈夫だ」と過信している人は、すでに我慢し過ぎの可能性があります。
責任感が強いというのは悪いことではありません。
我慢した先に大きなメリットがあれば、頑張ってみるのも一つでしょう。
あなたはどうですか?
我慢の先に、「昇進・昇給が約束されている」などメリットはありますか?
無理をし過ぎて身体・精神を壊してしまっては、あなたの人生楽しむことができなくなってしまうかもしれません。
ダメになってしまう前に環境を変える行動を取りましょう。
こんな症状出ていませんか?
会社に行きたくない
精神的に追い詰めらているときの初期症状だと思います。
毎朝起きたタイミングから会社に到着するまでの間、「会社に行きたくないなぁ」とずっと思っていませんか?
また、「会社に行きたくないなぁ」と頻繁に口に出してしまっていませんか?
激務のときや、仕事での人間関係がうまく行かないと、口癖のように言ってしまいますよね。
ひどいときは家にいるにも関わらず「帰りたい」と言ってしまっています。
仕事しているときも無意識につぶやいているかもしれませんよ。
会社に行きたくないのは、みんな同じかもしれません。
ただし、常に思っていたり口に出していたりするとモチベーションが低下し続け、仕事の効率が下がってしまいますので注意です。
疲れが取れない
休日で、疲れが取れていますか?
激務のときや精神的に辛い仕事をずっとしていると、休日があっても疲れが取れた気がしないことがあります。
精神的に参ってしまっていると、睡眠をしっかりとっても疲労は蓄積される一方です。
常に身体がだるく、晴れた気持ちになることがなくなります。
めまいがする
激務で睡眠時間が削られてしまったときや、精神的に追い込まれてしまった状態でめまいが起きることがあります。
めまいというのは健康体で起こることはないと思いますので、病院で見てもらうことをオススメします。
気づいたら泣いている
無意識に泣いていることはありませんか?
もし当てはまっている場合はお医者さんに相談してください。
かなり精神的に追い詰められている証拠です。
事故に巻き込まれないか考えてしまう
仕事に行きたくなさ過ぎて、通勤中事故に巻き込まれないか考えてしまいませんか?
激務や精神的に追い詰められたときにこの思考に陥ることがありますが、これはかなりまずい精神状態になっています。
恐らく正常な判断ができなくなりつつあります。
精神的に余裕を作るためにも、休暇を取りましょう。
休暇がとれない場合は休職するなど、今の環境から離れることをまず第一に考えてください。
何も考えずに頑張り続けると、最悪な結末になりかねません。
その頑張りは本当に必要なものなのか、今一度あなた自身に問いかけてみてください。
頑張り過ぎは注意
「今は辛いけど、この波を越えれば楽になるかもしれない」「自分は強いから大丈夫だ」なんて、逆に自分を追い詰めていませんか?
一時的なものであれば我慢すれば良いかもしれませんが、長期間同じ状態が続くようだったら、転職を考えた方が良いと思います。
今回紹介した症状が複数当てはまった場合はお医者さん(産業医、心療内科もしくは精神科)に相談することをオススメします。
誰かに相談することで、心に少しゆとりができるでしょう。
もしかすると、身体から発せられた「鬱(うつ)」のサインかもしれません。
もしくは、会社を変えて環境を一新しましょう。
この先も同じ環境のもとで仕事を続けてしまうと、身体的・精神的に限界がきてしまうかもしれません。
限界を迎えてしまっては、回復後に社会復帰できるかも怪しくなってきます。
あなたの身体・精神の状態はあなたにしか分かりません。
「自分はまだ大丈夫」と思えているときに、身体的・精神的に余裕があるときに行動しましょう。
限界を迎えてからだと行動することも難しくなってきて、回復するのにも時間がかかってしまいます。
無理をしすぎないようにあなた自身をしっかりケアしてくださいね。